小説「鬼平犯科帳」で知られる長谷川平蔵ゆかりの古刹・林叟院を舞台に、オリジナル朗読演義「温故知新 長谷川平蔵の墓参」と人気落語家・柳亭小痴楽(りゅうてい・こちらく)さんをゲストに招いて落語を楽しむ林叟院結制記念の特別企画。深まる秋の夜、幽玄な雰囲気漂う本堂で江戸の息吹を感じながら文学と歴史、日本の伝統文化が織りなす非日常のひとときをご堪能ください。夜の美しい夜景とともに特別な時間をお届けします。

【内容】
・朗読演義(約75分)
・落語(約60分)
会場:林叟院本堂(焼津市坂本1400)

◇朗読演義◇
【あらすじ】
江戸で暮らす若き日の平蔵の物語。彼は父の遺志を継いで、かつて駿河で活躍した長谷川氏の菩提寺「林叟院」を訪ねる。そこで平蔵は住職心牛によって祖の営みを知るとともに、自らもその来し方をなぞり、その生涯を駆け抜ける。

【出演】
 * 佐藤剛史氏(劇作家・演出家「伽藍博物堂主宰」
 * 浅羽克典氏(元焼津市歴史民俗資料館学芸員 著書に「安倍七騎」「焼津村の海原で」)
 * 鈴木俊呉氏(林叟院副住職)

◇落語◇
スペシャルゲストを招いた落語をお楽しみいただけます。

【出演】
 * 柳亭小痴楽(落語家)
  
  りゅうてい・こちらく 2005年7月 二代目桂平治(現:桂文治)へ入門「桂ち太郎」。2008年6月 父(痴楽)の門下に移り「柳亭ち太郎」と改める。2009年9月 父(痴楽)の没後、柳亭楽輔(父(痴楽)の弟弟子)門下へ。11月 二ツ目昇進を期に「三代目 柳亭小痴楽」を襲名。2019年9月 真打昇進。

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【企画協力/林叟院】