大河ドラマでは江戸時代の本作りの場面が色々登場しました。戯作、草双紙だけでも様々なデザインがあり、他にも教科書や古典、評判記など、文芸以外にも書物の役割が大きい時代だったことがわかります。この講座では、実物を見たり、装丁の体験をしたりしながら、江戸時代の本について学びます。

 今回のテーマは、「作って学ぶ江戸の本」。和本(四つ目綴じ)の製本体験を通して和本の構造を学ぶことができます。


【今後の予定】
12月20日 江戸時代のさまざまな本
     装丁と内容の関係を実物を見ながら学びます

1月31日  黄表紙で学ぶくずし字判読
     大河ドラマにも出てきた黄表紙を材料に、江戸戯作を自力で読んでみましょう

2月21日  雛人形を組み立てる
     ひな祭りを前に、段飾りの雛人形を組み立てて完成させます(要教材費)

各回ごと独立して受講可能ですが11月に製本を体験することでそれ以降の理解が深まります。