古代の人々は正体不明で不安感情、不思議な感情をもたらすモノを「物(もの)の怪(け)」と呼んでいた。そしてそれは、鬼・天狗・狐・狸などの限られたモノノケの発現・活動と理解しようとしていた。ところが、江戸時代に入り、将軍徳川吉宗の博物学的思考奨励をきっかけに、医者や文人墨客、各地の俳諧人たちが「モノノケ」「化け物」の発掘と命名に忙しく活動。その結果、「ヌリカベ」「イッタンモメン」「スナカケババ」「コナキジジ」などの化け物が世に紹介され、やがてそれらを「妖怪」と呼ぶようになった。柳田国男は『妖怪談義』で、その名前の由来と事例を紹介。後に水木しげるが姿形を与えて自らの作品のキャラクターとして登場させ妖怪ブームを起こす。そして現在「ポケモン」という空想の妖怪がスマホの中で活躍しているがこれも妖怪現象といえようか。
八木洋行のおもしろ民俗学
- 開催校
浜松校
- ジャンル
-
- 教養・文学
- 講座タイプ
- レギュラー
- 見学
- ×
- 途中受講
- できます
- 残席状況
- ◯
日程
- 開催期間
- 第2火曜日 13:30〜15:00
- 受講回数
- 6回
- 開催予定日
10/14(火)13:30〜15:00 ポケモンの先輩・物の怪を探る
11/11(火)13:30〜15:00 八雲と妖怪
12/09(火)13:30〜15:00 化け物屋敷考
01/13(火)13:30〜15:00 俳諧と妖怪の爆発
02/10(火)13:30〜15:00 東海道の妖怪
03/10(火)13:30〜15:00 妖怪のトポロジー:場所の学問
10/14(火)13:30〜15:00 ポケモンの先輩・物の怪を探る
11/11(火)13:30〜15:00 八雲と妖怪
12/09(火)13:30〜15:00 化け物屋敷考
01/13(火)13:30〜15:00 俳諧と妖怪の爆発
02/10(火)13:30〜15:00 東海道の妖怪
03/10(火)13:30〜15:00 妖怪のトポロジー:場所の学問
持ち物・備考等
- 持ち物
- 筆記用具
- 備考
料金
- 受講開始日から7営業日前までにお申し込みください。
この日を過ぎた場合は、お電話でお問い合わせください。
(※お申込みはお電話でも承ります。) - 窓口、お電話でお申し込みの場合、別途660円(税込)を頂戴しております。
講師のご紹介
八木 洋行
静岡県文化財団出版事業「しずおかの文化新書」元編集長
浜松校
午前10時〜午後7時(日曜日は午後3時まで)祝日、ゴールデンウイーク、お盆、年末年始は休苑
詳しくは
WEBサイトを
ご覧ください
浜松校からのお知らせ
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