「開けてしまったパンドラの箱。中身を確認しに、また必ず行きます」
そう書き残して逝った伝説のクライマー・谷口けい。彼女が最期に見つめた山「パンドラ」の頂を、親友であり後輩の大石明弘は目指しました。
しかし、その道程はあまりにも過酷な別れの連続でした。アラスカで共に戦った仲間の死、そして2024年、親友・平出和也のK2での悲報……。「なぜ今行くのか」という周囲の声を振り切り、彼を突き動かしたものは何だったのか。
本講座では、野口健氏と大石明弘氏をお迎えし、新刊『パンドラ―約束の頂―』に込められた、言葉にならない「祈り」と「情熱」を語り合います。
運命的な出会い、シェアハウスでの日々、そして相次ぐ友との別れ。
「生き残った自分にできることは何か?」
お二人の剥き出しの言葉は、人生の岐路に立つ私たちに「本当の意味で生きること」を問いかけます。