お米の急な高騰で困惑した日本人。普段は考えもしなかったお米の存在感を再認識した人も多いはず。そこで、あらためて日本人と稲作文化を再考してみたいところです。
稲作はいまでは南極を除くすべての大陸で行われており、日本の品種もアメリカやイタリアを始め海外で盛んに栽培されています。
日本列島に稲作文化が入って来たのは今からおよそ3000年前といいます。登呂遺跡はその稲作が伝わった村の一つですが、杉を割材して畔を補強する湿田の村でした。その水田のは現在と大差がない完成されたものです。また本県には稲の豊作を祈る祭り「田遊び」や狩野川流域に鎌倉時代以来の田植え唄も伝承されています。そこで本県の稲作の歴史と民俗を通して、日本人と稲作民俗文化を再考して見たいと思います。