古代史最大のターニングポイントは、奈良時代の終焉と平安時代の開幕を告げる平城京から長岡・平安京への遷都といえます。それには天皇をはじめ多くの公卿・官人らが関わっているとはいえ、やはり特定の公卿・官人によって成し遂げられたといってよいでしょう。
 今回の全4回の講座では、この時の天皇である桓武をとりまく特定公卿である父藤原百川の暗躍と、子緒嗣の律儀に焦点をあわせて解説していきます。