書き順無視!ルールなし!新感覚の筆ペンアート「己書(おのれしょ)」の魅力とは
「自分の字が好きになれない」 「筆ペンなんて、冠婚葬祭以外で使ったことがない」
そんなあなたにこそ知ってほしい、今、静かなブームを呼んでいる「己書(おのれしょ)」をご存知でしょうか?
先日放送されたSBSラジオ【WASABI】に日本己書道場 上席師範の山下文乃(やました あやの)先生が出演し、その驚きの世界が紹介されました。字がコンプレックスな人ほど才能が開花する「己書」の魅力をご紹介します。
■そもそも「己書(おのれしょ)」ってなに?
「己書」とは、読んで字のごとく「己(おのれ)の書」。
習字や書道のような美しいお手本はありません。書き順も、筆の持ち方も自由。筆ペンを使って、自らの個性をキャンバスにぶつける、いわば「筆ペンアート」です。
2012年に杉浦正氏によって開設され、現在では日本国内だけでなく海外にも師範が増え続けている注目のカルチャーです。
■書道とは真逆!?
己書の「3つの自由」ラジオの中で山下先生が教えてくれた己書の極意は、これまでの常識を覆すものでした。
- 書き順は無視してOK! 「下から上に線を引いてもいいんです」と先生。学校で習ったルールは一旦忘れましょう。
- 二度書き、塗りつぶしOK! 書道ではタブーとされる二度書きも、己書では「味」になります。文字を「書く」のではなく「描く(えがく)」感覚です。
- 余白をパズルで埋める ハガキの四隅ギリギリまで文字を詰めたり、余白をデザインの一部として捉えたり。まるでパズルを組み立てるような楽しさがあります。
■ラジオパーソナリティも絶賛!感動の体験レポート
番組内では、実際にパーソナリティが己書に挑戦! まずは「ぐるぐる」というウォーミングアップからスタート。筆ペンで円を描きながら、わざと筆を擦れさせたり、太くしたり細くしたり……。
「え、これ筆割れちゃいません?」と心配する声をよそに、「いいんです!むしろグイグイやってください!」と山下先生。
そして実践したのは「ありがとう」の文字。先生のアドバイス通り、文字の固定概念を捨てて「絵」のように描いていくと……。
「なにこれ!めっちゃいい字になった!」「一筆入れただけで、魂が入った感じがする」「自分の字が、いきなりデザインされたロゴみたいになった!」
スタジオは大盛り上がり。字が下手だと言っていたパーソナリティが書いた文字も、個性的で温かみのある、世界に一つだけのアート作品に早変わりしました。
■「下手」が最高の「味」になる山下先生自身も、元々は書道経験者でしたが、「もっと個性のある字を書きたい」と己書に出会い、ビビッときて即座に入門したそうです。
「上手い・下手はありません。その方の個性が全て『味』になるんです」
この言葉通り、己書は「綺麗に書こう」とする必要はありません。むしろ、字にクセがある人や、不器用だと思っている人の方が、誰も真似できない素敵な作品を生み出せるのです。
デジタルな文字ばかりの現代だからこそ、手書きの「ありがとう」は相手の心に深く響きます。誰かへのプレゼントや、自分自身の心を整える時間として、己書を始めてみませんか?
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\あなたも「己書」を体験してみませんか?/
「ラジオを聞いてやってみたくなった!」「実際に先生に習ってみたい!」という方に朗報です。
今回ご紹介した山下あやの先生から直接学べる講座が1月23日金曜日からSBS学苑静岡校で開催されます。