パルシェ校
【投資初心者必見】お金の不安を解消!福沢先生に学ぶ「負けない株式投資」入門
「老後の資金、本当に足りるかな…」「物価は上がるのに、お給料はそのまま…」
将来のお金のことを考えると、漠然とした不安に襲われることはありませんか?変化の激しい現代社会で、大切な資産を守り、賢く育てていく「お金の教養」は、もはや必須スキルと言えるでしょう。
この記事では、SBS学苑の人気講師であり、「若葉マークの株式投資」代表の福沢隆雄先生の解説を元に、投資初心者の方が知っておくべき「株式投資のキホン」から、プロも実践する「賢い投資戦略」まで、どこよりも分かりやすく解説します。
この記事を読み終える頃には、あなたもきっと「投資、ちょっと始めてみようかな?」と前向きな一歩を踏み出せるはずです!
警戒レベルMAX!トランプ相場と巧妙化する投資詐欺のリアル
最近の経済ニュース、少し難しく感じますよね。でも、私たちの生活に直結する大切な情報が隠されています。福沢先生が特に警鐘を鳴らす2つのポイントを見ていきましょう。
📈📉 トランプ氏の一言で乱高下!「トランプ相場」の再来
一つは、トランプ氏の動向です。彼の一言で世界の株価が大きく上下する「トランプ相場」が再燃しています。2期目もプロの投資家でさえ予測が困難な状況になっています。この影響で、日本経済の成長が停滞する可能性も指摘されているほど、世界経済は今、不安定な状況にあり株価や為替市場に多大な影響を及ぼしています。
⚠️ 3000億円の被害!他人事ではない「証券口座乗っ取り詐欺」
そして、もっと身近で深刻なのが「証券口座の乗っ取り詐欺」です。金融庁の発表では、本年1月から4月までの間で被害件数は3500件、被害総額はなんと3000億円にも上ると言われています。そのほとんどが、勝手に中国株を買わされてしまう手口だとか…。
政府も対策に乗り出し、二段階認証が必須になるなどセキュリティは強化されつつありますが、私たち自身も「不審なメールは開かない」「定期的に口座をチェックする」といった自己防衛が不可欠です。特に、大きな資産を保有している方は、一層の注意を払う必要があります。
そもそも「株」って何?歴史を辿れば見えてくる、その正体
さて、ここからは株式投資の「いろは」を学びましょう!
株の起源は、なんと1602年のオランダ東インド会社まで遡ります。当時、ヨーロッパで大人気だったアジアの香辛料を仕入れるため、「みんなでお金を出し合って船を出し、得た利益を分配しよう!」という仕組みが作られました。これこそが「株式会社」の原型です。
一万円札の肖像にもなった渋沢栄一は、日本にこの仕組みを紹介し、株式会社の原型を築いたとも言われています。その舞台となった場所は、現在静岡市にある料亭『浮月楼』として親しまれています。もともとは徳川慶喜公の屋敷だった場所です。この歴史を知ると株がぐっと身近に感じられるのではないでしょうか。
会社はなぜ株を発行するの?では、私たちが株を買うと、会社にとってどんな良いことがあるのでしょうか?
私たちが株を買うと、そのお金は会社の「資本」となり、会社はその資金を使って新しい商品を開発したり、工場を建てたりすることができます。銀行からの借金と違い、株で集めたお金は返済する必要もなければ、金利もかかりません。
例えば、JR東海がリニア新幹線を建設したり、オリエンタルランドが新しいアトラクションを作ったり…。そんな巨大プロジェクトの裏には、私たち個人投資家から集められた株式マネーが活躍しているのです。株式は、まさに社会を発展させるための血液のような存在なんですね。
個人投資家がプロに勝つための「冴えたやり方」
「理屈はわかったけど、結局どの会社の株を買えばいいの?」
これが一番知りたいことですよね。自分に合った投資法を見つけることが何より重要なんです。
プロの投資家は、企業の決算書を読み込み、徹底的に分析して投資先を決めます。一人前になるのに10年はかかると言われる世界です。しかし、そんなプロでさえ、短期的な勝率は良くて65%程度。意外と低いと思いませんか?
短期売買でプロと戦うのは、あまりにも分が悪すぎます。では、私たち個人投資家が勝つための戦略とは?
そのキーワードは「長期投資」です!
福沢先生が推奨するのは、「バイ&ホールド(買ったら、ずっと持っておく)」という極めてシンプルな戦略。具体的には、最低5年、できれば10年は持ち続けるのが理想です。
優良な企業の株を長く持っていれば、配当金だけで良い収益になることが期待できます。また、企業の成長と共に株価の上昇も期待できます。
株式投資は、焦らず腰を据えて取り組むことが成功への近道なのです。
魅力的な「株主優待」、でも注意が必要!
株を持っていると、食品や割引券などがもらえる「株主優待」。とても魅力的でこの優待を実施している企業は全体の3分の1程度です。しかし、優待はあくまでオマケです。優待目当てで株を買った結果、株価が下落して損をしてしまっては元も子もありません。優待の魅力にとらわれ過ぎず、企業の成長性や安定性をしっかり見極めたうえで投資判断をすることが大切ですね。
もしも株価が暴落したら?合言葉は「死んだふり」!
長期投資が良いとわかっていても、トランプ相場のように株価が急落したら、不安で売りたくなってしまいますよね。そんな時は、ずばり「死んだふり」!
つまり、慌てて売らずに、嵐が過ぎ去るのをじっと待つのです。
歴史を振り返れば、戦争やパンデミックなど、幾多の危機がありましたが、人類の努力によって世界経済は長期的には右肩上がりに成長を続けてきました(平均すると年3%程度!)。目先の価格変動に一喜一憂せず、どっしりと構えていることが大切なのです。
福沢先生が個人投資家におすすめするのは、「業績が安定して伸びていて、景気の影響を受けにくい会社の株」を探すこと。シンプルですが、王道と言えるでしょう。焦らず、どっしり構えることで、長期的な資産形成につなげましょう!
まとめ:未来の自分のために、今日から始める資産づくり株式投資の世界、いかがでしたか?
難しく聞こえる経済ニュースも、実は私たちの生活と密接に繋がっています。そして、正しい知識を身につければ、株式投資は決して怖いものではなく、将来の不安を解消してくれる心強い味方になるのです。
最後に、最も大切なことを。投資は常に「自己判断・自己責任」が原則です。
このコラムをきっかけに、ぜひ堅実な株式投資の基本を少しずつ学んでみませんか。
あなたの賢い投資家としての一歩を、心から応援しています!
執筆者紹介
若葉マークの株式投資 代表 福沢隆雄
大蔵省証券局(現金融庁)で証券会社の監督・検査業務に従事。その後、リーマン・ブラザーズ証券(米国本社、東京支店)、ピクテ・ジャパン、みずほ銀行系資産運用会社などで証券業務と資産運用業務に従事。現在は、SBS学苑・中日文化センターなどで株式投資教育を推進しながらJ-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして活躍中。
主な著書:「はじめての株式投資(きんざい)」
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若葉マークの株式投資代表、J-FLEC認定アドバイザー